以前の記事で、葬儀社勤務時代に
実際に私が担当したお葬式の中で、
『エンディングノート』を書かれていた
男性のお話を書きました。
今回は葬儀社勤務時代に体験した
「泊り勤務」についての話です。
宿直夜勤で自社ホールでの泊まり勤務が
週に2~3回はありました。
亡くなられた方のお迎え依頼は基本的に
24時間、365日受付をしています。
普段、泊り勤務は2人1組で自社ホールで
待機する事になっていました。
夜勤日の夜にお通夜があった場合は
親族控室にお客様が宿泊されており、
にぎやかな場合もあるのですが・・・
もちろん一晩中電話が鳴らない日も
あるので、何もない静かな夜は
待機者も仮眠を取ったりしながら
のんびり過ごします。
そんな待機中に事務所の電話が鳴ると
毎回ドキっとします💦
夜間、それも比較的早い時間の
寝台依頼電話はまだマシですが
深夜2時~4時頃は正直きついです。
受付をして準備が出来次第、病院等へ
お迎えに出発します。
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ご遺体を寝台車で搬送
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指定の場所へのご安置
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枕飾りの設置等・・・
一通りの業務を終えてホールに戻るのは
朝方になることは日常茶飯事でした。
これが一晩に2~3件続けばオールナイトの
徹夜作業になります。
しかも、自分が担当に付くことになり、
翌日が通夜になることもあります。
深夜からお身内の方との打合せをし、
ほぼ徹夜でろくに休憩や食事も取らず、
通夜に間に合わすべく準備に掛かります。
そんな状態でも、
「故人を偲ぶお別れのセレモニー」
の為に、担当者は御当家の為に必死に、
お見送りのお手伝いをします。
無事にお通夜が開式されるまでは
気が張っているのですが、
開式してしまえばホッとした安堵感と、
徹夜の疲れがドッと押し寄せてきます。
式中、お寺様の御経と木魚の音が
まるで子守歌のようにzzz
何度も意識が遠のくことがありました😅
翌日はお葬式と出棺から火葬場への同行。
そして、ほとんどの場合その日のうちに
所七日法要までを済まされます。
それらの工程が無事にすべて終了して
担当者としての仕事が終わります。
担当者は受付けからお葬式を終えるまで、
ご依頼を受けたお客様には最低でも
約3日間、場合によっては一週間近く
付きっきりで寄り添い、不安や心配を
払拭できるようにお手伝いするのです。
葬儀屋さんて想像以上に!?
本当に大変な仕事なんですよ🤣
こんな経験をした私だからこそ、
『終活』の大切さを伝えたいのです‼
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