若葉の終活日記

お葬式やお墓、ペットのこと等・・・実際の経験を基にした終活日記です。

このサイトはアフィリエイト広告を利用しています

終活されていた人のお葬式

私が葬儀社に勤務していた頃

実際にエンディングノート

作成されていた方のお葬式を

担当したことがあります。

 

↓↓以前の記事で少し触れています↓↓


その男性は数年前に奥様に先立たれ、

私が勤務する葬儀社で、自身が喪主となり

奥様のお葬式を執り行われました。

(その当時は私はまだいません)

 

二人の娘様がおられましたが、

いずれも嫁いでおられた為、

奥様亡き後、約7年間お一人で

生活されていたそうです。

 

男性の娘様(たしか妹さん?)から

お父様が亡くなったとの連絡を受け

私が病院にお迎えに走り、担当として

お世話させていただく事になったのです。

 

ご自宅に搬送し、ご遺体を安置した後、

打合せに入りました。その際に娘様から

一冊の大学ノートを受け取りました。

そのノートを拝見してビックリ!!

親戚や友人・知人、ご近所の親しい人etc

自分がもしもの時に連絡してほしい方々の

名前と連絡先が書かれていました。

そして、希望するお葬式の内容に加え

なんと、使ってほしい遺影写真まで・・・

 

娘様のお話によれば、お父様は

奥様(お母様)を亡くされた時、

お葬式の大変さに苦労されいて、

自分の時には嫁いだ娘達には

同様の苦労をさせたくない。

また、お葬式を依頼した葬儀社が

非常に良いお葬式をしてくれた。

自分も是非、同じ会館で見送ってほしい。

と、常に仰っていたそうです。

 

そんな話を伺った担当の私は当初、

少しプレッシャーを感じましたが、

ノートを拝見しているうちに、

こういう想いを叶えてあげることが

私の使命なんだと考えるようになり、

おくりびととして成長したような、

気持ちになったものです。

 

故人様の傍らで行うお葬式の最初の打合せは

ご家族の悲しみや、パニック状態の中、

通常は2~3時間は要します。

しかし、その時の最初の打合せでは

お葬式の規模から予算。そして写真など、

必要なものがほとんど用意されており、

なにより故人様の意思が書かれている

ノートのおかげで、普段よりスムーズに

時間もかけずに進みました。

 

そして無事に男性(お父様)のお葬式を

終えた私は、故人様の遺志を尊重した

こんなお葬式が出来るんだ!!と・・・

はじめて『終活』について関心を持ち、

お客様にエンディングノート

お薦めするようになりました。

 

私が葬儀社勤務時代、250件近くの

担当をした中で、今も心に残るお葬式の

お話しでした。

 

バナーをポチっと押して、

終活に関心をもってくださいね😊

↓↓

にほんブログ村 シニア日記ブログ 終活・エンディングノートへ
にほんブログ村 

PVアクセスランキング にほんブログ村 

 


ペットの終活はこちら